秋季情報処理試験、受ける方はそろそろ申し込みしましょうねー。
こちら からできます!
8月23日(金)20時まで です!
とか言いながら、自分もまだ申し込んでないんですけどねw
やはり、あれだけ勉強法だの何だの言った以上、
ワタクシはまそーは、ITストラテジストを受けようと思います。
ちょうど最近、開発から企画(戦略)に異動になったので、
ITストラテジストとかがしっくりくる今日このごろでもあります。
ということで、唐突に、生産性向上にまつわる今日のひとこと。
流れが来たら続けろ!
風呂でいい案思いついたら、流れが止まるまで長風呂してアイデアを膨らませ、
流れが止まったらすぐ風呂上がって記録!
ビールなんか飲んでる場合じゃないぞ!
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こんにちは、はまそーです。
今回は、ITストラテジスト勉強法シリーズのラストとして、
午後Ⅱ勉強法(内容編)についてご紹介します。
■ITストラテジスト試験勉強法 <午後Ⅱpart2> 論文は、その他の記述試験と比べて圧倒的に自由度が高いです。
やみくもに練習してもあさっての方向に行ってしまうので、
ポイントをおさえた練習をします。
そのポイントとは、ズバリ、「
題意をはずさないこと 」です。
午後Ⅱの問題文を完全に読解せずに論文を書くと、あさっての方向に行きます。
あさっての方向とは、要するに出題者の意図と乖離しているということです。
そうなってしまうと、CかDの評価しかもらえないでしょう。
いくら自分の経験に基づいた素晴らしい内容であってもダメです。
ここが、経験豊富な人がハマるところです。
逆に、問題文をきっちり読んで、何を書いて欲しいのかをつかめれば、
あとは文字数さえ満たせばB評価には届くのではないかと思います。
ただしA評価しか合格にならないので、
題意を捉える+内容を洗練することが求められます。
ところで、午後Ⅱの論文にチャレンジしたことがない場合、
「時間の問題ではなく2,500字も書けない」と思う人が多いかと思いますが、
それは難しいイメージを持ってしまっているだけです。
次のようなコツをマスターしさえすれば、
あとは時間さえあれば書けるようになっていきます。
■ポイントその1:設問に従って章を分ける これは基本です。
午後Ⅱ対策の内容を含んでいる参考書を見ればわかると思います。
たとえば設問1で、
「あなたの関わったシステムが必要になった背景について、
システムの概要とともに800字以内で述べよ。」
という問いになっていたとします。
この場合、論文は次のような感じになります。
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1.○○システムが必要になった背景と、システム概要
1-1.○○システムが必要になった背景
あいうえおかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねのはひふへほまみむめもやいゆえよらりるれろわいうえをんアイウエオ
1-2.○○システムの概要
あいうえおかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねのはひふへほまみむめもやいゆえよらりるれろわいうえをんアイウエオ
------------------------------------------------------------
これだと、実際の文章は112文字しか書いてない(あいうえお~の部分)ですが、
文字数でいうと169文字です。
さらに、実際の解答用紙は横25文字の原稿用紙なので、
---------------------------------------------------------
1.○○システムが必要になった背景と、システム概要
1-1.○○システムが必要になった背景
あいうえおかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねの
はひふへほまみむめもやいゆえよらりるれろわいうえを
んアイウエオ
1-2.○○システムの概要
あいうえおかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねの
はひふへほまみむめもやいゆえよらりるれろわいうえを
んアイウエオ
---------------------------------------------------------
こんな感じで、9行消費します。
つまり、25文字×9行 = 225文字書いたことになります。
この感じからしてて、2,500字書くといっても
2,500字分の密度の内容を書くわけではないことがわかると思います。
かつ、設問に従って章を分けることで、設問(題意)に合った回答の
雛形(テンプレート)ができるので、題意をはずすリスクも低くなります。
どうでしょう?
なんだか、いけそうな気がしてきましたね。
■ポイントその2:問題文から拝借する 題意を捉えることが重要だということを上述しました。
これはどうすればいいのか。
簡単です。
問題文からそのままもらってくるのです。
例えば問題文の中に
「このようなシステムを立案する場合、AAA、BBB、CCCの側面を
考慮した上で総合的に構想を策定することが重要である。」
という文章があったとしましょう。
その場合、論文には次のような記述を入れます。
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そのような背景を受け、AAA、BBB、CCCの観点から確認することとした。
まずAAAについては、・・・・・・
次にBBBについては、・・・・・・
またCCCについては、・・・・・
---------------------------------------------------------
これで、何を書けば良いかわからない、という悩みがひとつ減りました。
ちなみに、例えばCCCについては該当しないような場合でも、
「CCCについては○○の理由から対象とならないため、今回は確認しなかった」
などのように、一応扱ってあげることが重要です。
漏れているわけではないことを伝えることができ、また文字数稼ぎもできます。
ここまでのポイント1、ポイント2により、2,500字達成にグンと近づくはずです。
■ポイント3:立場になりきる 次に、論述するうえでのお約束です。
ITストラテジストというのは、経営企画部とかにいて情報戦略を考える人です。
しかしながら実際の受験者の大半は、
PMやシステムアーキテクトはやったことがあっても「ITストラテジスト」の
立場で仕事をした経験などあまりないのではないかと思います。
そういう場合、油断するとついPMや開発担当者の目線で文章を書いてしまいます。
しかし、ITストラテジストの論文はITストラテジストとしての立場で
書かれていないと、良い評価はもらえないと思います。
嘘でもいいので、なりきって書くようにしましょう。
本番試験中も、時間がなくなってきて焦るとつい違う目線で書いてしまったりするので、
ちょくちょく気にしながら論文を書いていくといいと思います。
全4回にわたって書いたITストラテジスト勉強法ですが、
いかがでしたでしょうか。
少しでも参考になったならはまそーも嬉しいです。
ちなみに参考書ですが、
私は「
ITストラテジスト完全教本 」を使って勉強しました。
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この参考書はテキスト・問題集・解答例のバランスがよく、
論文例も充実しているのでオススメです。
では、秋の試験で会いましょう!