気がついたら軽く半年くらい間があいちゃいます。
まったく、この放置癖には困ったもんです。
放置している約半年間は、相変わらずの仕事MAX状態でしたね。
平日は子どものお迎えでもない限りほぼ必ず終電という状況。
まあ、大好きなチームメンバーと一緒に仕事できることが救いで
ここまで楽しくやらせてもらってます。
多分このプロジェクトが終わったら、今みたいに素敵なメンバーと一緒に
好き勝手に仕事できるようなチャンスはそうそうないんではないかと思う。
この環境に感謝。
さてさて、今日はなんで登場したかというと、
もはや言うまでもないですね。
秋季情報処理技術者試験です。
春は友人の結婚式があったため受験しなかったので、
前回から一年ぶりの参戦です。
今回は、ITストラテジストという区分を受験してきました。
ITストラテジストというのは、旧区分で言うシステムアナリストに
上級システムアドミニストレータを併合して出来た区分で、
一言で言うと企業における情報戦略を立案する人を想定した試験です。
以前、弊社のグループ会社においてこの試験(の前身のシステムアナリスト)に
合格すると、報奨金100万円がもらえたという、
それだけ高尚っぽい試験です。
ちなみに弊社では報奨金10万円です。
報奨金制度も次回の春で最後のようですが。
話はもどって、この試験は
これまでの自分の仕事とは少し毛色の異なる分野なので、
正直ちょっととっつきにくい。
1週間前から電車で参考書読み始めて、前日に論文対策を開始。
正直、受ける前から半分くらいあきらめてました。
ただ、
これまでも、何度もあきらめようかなという考えがよぎりながら
なんとか最後まで頑張って、
試験が終わった時はとてもすがすがしい気持ちで、
あきらめずに受けてよかったと感じ、
そして合格発表でやはりあきらめなくてよかったと感じる、
そんな経験を繰り返してきたのと、
後輩たちもそれぞれの忙しい中で
試験に向けて頑張っていて
それに対して先輩ぶって「やればできる」的なことを
言ってたので、
ここで自分があきらめたら先輩として失格でしょ、っていう
そんな使命感というかうぬぼれというか、
まあそういうのもあって、
ぎりぎりまで頑張ることにしました。
さて、そんなこんなで朝から世田谷の閑静な住宅街に
どどんと居座る建てかけの大学で受験してきました。
いつもの形式で試験をふりかえってみると・・・
午前Ⅰ: 免除
午前Ⅱ:

午後Ⅰ: www
午後Ⅱ:

おっ、いつもより比較的わかりやすいですね♪
午前Ⅰは例によって免除。
といっても、世の中ほとんどみんな免除です。
前回合格でなくても、過去2年で午前通ってりゃ免除なんだから
そりゃみんな免除になりますわ。
午前Ⅱは、40分で25問解答のマークシート。
あんまり見たことないかなという内容が多かったけど、
これまでの読書等の記憶を引っ張り出して
あとは問題文の醸し出す雰囲気なんかも頼りに解答。
IPAの解答例の発表で自己採点したところ、92点。
4択マークシートの鬼、本領発揮です。
午後Ⅰは、4問から2問選択して、90分で回答。
ITストラテジストの午後Ⅰは、はっきりいってほとんど専門知識不要。
問題文で与えられた条件と制限時間の中で最適解を考えられますか?
というだけの問題です。
なので、試験勉強もたいしてせず、
当日の頭の回転とひらめきと集中力で
なんとかしてやろうというノリでした。
で、今回はなんか簡単すぎワロタ的 な勢いで、
過去受けたどの試験よりも簡単なんじゃないかってくらい、
逆にこれでいいんかって不安になるくらい
あっさりでした。
・・・これで午後Ⅰの点数低かったらめっちゃはずいな。
そのときはきっと、このエントリを書き換えることでしょうww
午後Ⅱは3問から1問選択して、120分で回答。
論述です。
付け焼刃の自分にとっては、
決して乗り越えられないとあきらめそうになった元凶がこいつです。
前日から、論文のことしか考えてませんでした。
僕が使用している参考書はビール会社を例に論文例が豊富だったので、
その例を拝借してビール会社になりきってやろうかと本気で思ったりもしました。
というか、受験者の10%くらいは、僕と同じことを考えて
ビール会社の論文書いてるんじゃないかっていう気もしますw
しかしながらビール会社の論文書いて、2,500字以上のイメージを
膨らませきれるとは思えなかったので、
悩んだ挙句、
業務改革をテーマにして別のシステムを想定していくことにしました。
協働者の管理を契約に紐づけて行うあのシステムです。
ところがどっこいふたを開けてみると・・・
問1:事業戦略の策定
問2:BCP計画の策定
問3:組み込み系システムの話
ということで、用意してきたシステムとはかみ合わず。
この現実を突きつけられ、死んだーーーーと心の中にこだましました。
どうしよう、もう退出可能になるまで40分間ぼーっとしてやろうか、
そんなあきらめムードさえ漂いました。
でも、午後Ⅰを楽勝で終わらせることもできたし、
あと一歩、まぐれでもこれを書ききれば合格の可能性もある!
そんな一片の希望を持って、
なんとかイメージの湧きそうなBCP計画にチャレンジ。
無理やりも無理やりな入り方から社内システムのBCP計画へと話をもっていき、
有ることないこと書きまくって、
題意さえとらえてれば合格もありえる!
と自分に言い聞かせて、
なんとか2時間書ききりました。
毎度のことながら時間ぎりぎりまで書き続けて、
最後は手が釣りそうになりながらなんとか規定文字数を達成。
最後は手がおかしくなって、1文字書くのにも苦労してしまいました。
事前の試算では、書く内容さえ決まっていれば
10分間で400文字のペースで文字をかけると考えていたのですが、
本番の終盤はその半分もいかないくらいのスローペースでした。
まあそんな感じで、2012秋の戦は無事終了。
試験官が酒でも飲みながら気前よく採点してくれることを祈りつつ、
12月の発表を待ちたいと思います。
今回はくだらない論文を書いてしまい、
それもとても汚い字で書いてしまい、
いつものことではあるけどこんなものを採点してくださる
試験委員の方に感謝をしたいと思います。
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