年度末は確定申告の時期、関係ある人は「あーめんどくせー」とか
思いながら頑張って取り組まれていると思います。
自分は、昨年のFX利益を申告しに行ったのが人生初で、
今回は住宅ローン控除と贈与税非課税の申告を実施してきました。
とりあえず思うのは、確定申告はめんどくさい。
というか、何をすればいいかがわかるまでがめんどくさい。
税務署に行ったら、何をすればいいかわからないのでとりあえずきました、
みたいな人で溢れてる。
All Aboutとか、親切なサイトがたくさん解説してくれているのだけど、
イマイチピンとこないし、そもそもサイトによって言ってることが違ったりする。
ということで、自分も確定申告の手順などを書いておこうと思います。
といっても、住宅ローン控除と贈与税非課税の話しか書きません。
また、税制の話も書きません。
ひたすら手順だけ。
そういうのがあってもいいよね。
わかりやすい人にはわかりやすい(はず)。
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■住宅ローン控除の確定申告について■
※新築マンションを買った人限定。
一戸建て、中古マンション、増改築の方については、
下記の内容も参考になるとは思いますが、
ちょっと違う点もあるので詳細は各自ご確認ください。。
【読むべき人】
・前年に新築マンションを買った会社員
【前提】
控除の適用を受けるには要件があります。
ただ、昨年家を買いました、という人はだいたい当てはまると思います。
【手順】
1.必要書類を集める。
以降の申告書作成の際に使用するので、先に集めてください。
<住宅ローン控除>
・源泉徴収票(原本、電子ファイルしかなければそれを印刷したやつ)
⇒職場でもらえる
・住宅ローン残高証明書
⇒家に郵送されてきます
・購入した物件の契約書コピー
(金額や契約日、物件名がわかるように。
多めにコピーしとけば間違いありません)
⇒契約書は家にありますよね
・住民票(とりあえず自分の情報は全部入れておけば無難)
⇒市役所や区役所へもらいに行きましょう
・住宅の登記簿謄本(全部事項証明書)
⇒法務局へ行きましょう。または、代行取得サービスもあるようです。
ちなみに、住宅を買うのに、親もしくは祖父母から110万円を超える
お金の援助を受けた人は、贈与税を非課税にするための申告も必要です。
これをサボると、えらいことになります。
必要書類は次のとおりです。
<贈与税非課税>
・購入した物件の契約書コピー(住宅ローン控除と同じ)
・住民票(住宅ローン控除と同じ)
・住宅の登記簿謄本(全部事項証明書)(住宅ローン控除と同じ)
・戸籍謄本(お金を援助してくれた人と自分の関係がわかるもの)
⇒自分の本籍があるところの役所に行くか、もしくは郵送してもらいましょう。
これを取得するために、次のモノが必要です。
・戸籍証明等請求書(私は郵便局でもらいました)
・住所のわかる身分証明証コピー(運転免許証が無難
・発行手数料(郵便局で「定額小為替」というのを買う)
・返信用封筒(郵送してもらう場合は必要)
2.このサイトの下の方にある「申請書の作成を開始される方」という
ボタンを押す
3.「平成24年分 申告書・決算書・収支内訳書等 作成開始」という
大きめのボタンがあるので、それをクリックする
4.「e-TAX」と「書面提出」の2つの選択肢が出てくるので、
「書面での提出」を選ぶ
(「e-TAX」はいろいろメリットがあるサービスですが、専用の機器が必要。
そもそもこの記事を読む人には時期尚早と思われます)
5.画面に沿ってひたすら入力する。
住宅ローン控除と贈与税非課税では、作成する申請書が異なります。
なので、住宅ローン控除と贈与税非課税の両方を申請する人は、
手順の2~6を2回実施することになります。
6.PDFを表示し、印刷する。
いろいろ入力が終わると、「印刷画面表示」というボタンが出てくるので、
それをクリック。
PDFファイルが開くので、そのファイルを全部印刷。
印刷できない人は、PDFファイルとして保存し、どこか印刷できるところで
印刷しましょう。
7.税務署へ行く。
次のものを持って税務署へ行きます。
【持ち物】
・手順1で集めた書類
・手順6で印刷した書類
・印鑑
税務署が空いているのは、平日の8:30-17:00くらいです。
会社を休んで行きましょう。
(たまに休日もやっていますが、平成24年分の確定申告の時期は
もう休日対応終了しています)
8.確定申告書類の仕上げ&提出する。
2月と3月の税務署は確定申告の人でごった返しています。
申告書作成の列に整然とならび、自分の番が来るのを待ちましょう。
自分の番が来たら、係員の方に「住宅ローン控除」と言えば
あとは指示に従えば何とかしてくれます。
以上で終了です。
なお、住宅が配偶者等と共有の場合、
それぞれで住宅ローン控除が必要になります。
贈与税非課税も同じで、配偶者も配偶者の両親や祖父母から
110万円を超えるお金を援助されている場合は、
同じく贈与税非課税もやらないといけません。
その場合は、上記2~6を繰り返すのが合計4回ですね。
必要書類も、例えば物件の契約書コピーや登記簿謄本などは
4部必要ということになります。
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いかがでしたでしょうか。
これが役に立ったのかどうかは自分でも興味があるところなので、
ためになった人は、ぜひ拍手ボタンを押してください。
【注意!!】
このエントリは手続きや手順の確かさを保証しているものではありませんので、
各手続きは自己責任でお願いします。
本エントリにより発生した一切の問題について、責任は取れませんのでご了承ください。
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